子宮筋腫の手術が決定しましたが、今回初めてMRIを受けることになりました。
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初めての子宮の造影剤MRI
MRI。検査の方法の一つとして知ってはいました。母が健康診断で「肺に影がある」という診断を受けた時MRIやCTを受けていたので、感想も聞いていたし、子宮筋腫手術の体験談でもみなさん受けていたし。私も受けることになるんだろうなあと思っていましたがやはりそのとおりでしたね。
MRIを予約
ただ病院のMRIはなんと予約が3ヶ月先になってしまうとのこと。そこでMRIを受けることができる別の病院を紹介してもらい、その病院まで受けに行くことになりました。その病院の婦人科では、MRIを受ける方はみんなそこに行ってもらうんだとか。
手術が決定したその日に、看護師さんの方から予約をしてもらいました。ちょうど2022年12月の下旬で、年末年始を挟んでたのでこともあり、年明け2週間以上先の予約となりました。
検査結果は1週間後に出るということで、結果を聞きにいくための病院の予約もしました。この頃は月に2回くらいのペースで病院に行ってたかも。
MRIを受けに行く
年が明けて予約日となり、MRIを受けに行きました。持ち物は保険証と紹介状。服装の指定とかも特になかったかな。
そして、当日少し余裕をもって病院に行きました。病院の前自体は何度か通りがかったことがあり、何の病院なんだろうと思ってたけど、MRIやPETの検査、放射線治療専門の病院でした。
MRIを受けるまでの流れ
受付
中に入ると思ってた以上に大きい病院でびっくり。一階は受付窓口と、2,3組の方が座れるくらいのソファーがあるのみ。他はすべて空間でした。予約制なので、他の患者さんは1,2組くらいだったかな。
受付の方に保険証と紹介状をお渡しし、少しソファーで待ちました。ソファーも大きくてふかふかで居心地がいい。
移動して別の待合室へ
スタッフさんに呼ばれ、移動します。ここから先は常にスタッフさんが一人すべて案内してくださいました。
移動先はまた違う待合室でした(画像はイメージです)。その部屋には一人分のソファーが10組はあったかな。なんとなくだけどイギリス王宮のお城に置いてありそうな椅子というイメージで高級感がありました。植物があったり、日当たりがよかったのか、日差しも差し込んでたし。
ここに来る方はみなさんなんらかの疾患を抱えていたり、がんの可能性があると診断中の方もいると思うけど、この部屋の雰囲気は、検査を受ける前の不安な気持ちが少しでも和らぐ空間だなあと思いました。少なくとも私はそう思ったかな。
雑誌も結構置いてあったのでそれを読みながらしばらく待ちました。
カウンセリングやMRIの説明を受けました
少し待つと次は診察室のような個室に案内されました。ここは病院の診察室のような雰囲気かな。病院よりは少しこじんまりとした個室だったけど。
そこで紹介状をもとに看護師さんと少し話をしました。紹介状には今までの筋腫の症状の経緯は書いてあるけど、自分でもお伝えしましたね。
MRIはナプキンをつけててOKでした
それからMRIの説明を聞きます。実はその時、私はナプキンをつけていました。確かその時生理の終わりかけくらいだったかな。不正出血くらいだったら外していくけど、微妙につけておきたい量だったので・・・
「外した方がいいですか?」と相談してみると「つけてて大丈夫です」とのことでした。場所が場所だけに取らないといけないのかなあと思ったけど大丈夫だそうです。
着替え
カウンセリングが終わると次は更衣室を案内していただき、着替えをします。更衣室も高級感がありました。ロッカーも白。
中を開けるとジャージとTシャツが用意されていました。下はジャージを履き、上はTシャツ、その上から羽織れるジップアップのジャージまであったので、全部利用させていただきました。もちろんスリッパもあります。
さらに2台ほどドレッサーもあったので、そこで化粧直しもできます。そのドレッサーも白で統一。真ん中に椅子が置いてあっておしゃれな衣装ルームのよう。
この更衣室でまた少し待ちました。私が待ってる間一人の方が呼ばれ、一人の方が入って来られました。ここの椅子で待ってもいいし、更衣室の入り口にもまたソファーがあり、ここには雑誌があったので、私はこちらに移動。
MRIがある検査室へ
またスタッフさんが呼びに来られて、いよいよMRIがある検査室へ移動します。エレベーターでMRIの検査室がある階へ行きました。
検査室に入る前に別の部屋でまた少し話を聞き、造影剤を注射するため、「血管を確認させてください」と言われました。ここで何か注射を打ったような記憶もあるけどうろ覚えです(すいません汗)血管の確認は確実にありました。造影剤はMRIの検査途中に打つそうです。
いよいよMRIの検査が始まります
検査室の中へ入りました。検査室の前にカゴがあり、上に羽織ってたジャージと手首にはめていたロッカーの鍵はそこに置いて検査室に入ることになります。
部屋は少し暗めでした(画像はイメージです)。テレビで見たことがあるようなMRIの機械。母から「MRIはまったく痛くないよ」と聞いてたのでそこまで恐怖感はなかったけど、やっぱり緊張しますね・・・
まずはベッドに横になります。お腹の上に重りのようなカバーのようなものをかけられました。結構重量感があります。そしてこれも聞いてたとおりでしたが、ヘッドホンをかけました。あとは「大きい音が鳴るため、耐えられないと感じたら押してください」とボタンのようなものももらいました。
準備完了。ベッドが動き、MRIの機械の中に入りました。そこから所用時間は30分くらいかな。「ガタンガタン」とほんとにすごい音。ただ私は結構平気でした。でもヘッドホンはあった方がいいかな。中では爽やかな音楽がかかってました笑
そして20分くらい経ったところで一旦機械が元に戻り、造影剤の注射を打ちました。もちろん注射を打つ時の痛みはありますが、それ以外は平気だったので一安心。また機械がMRIの中に入り、MRIは無事終了。
着替えて会計
検査終了後は、更衣室に戻って着替えて、受付へ。お会計は、保険がきいたので自分で払った金額は1万円くらいでした。MRIの検査結果は後日病院に送られるそうです。
MRI検査の結果
そして2週間後、またまた病院へ。診察室に入ると自分のMRIの画像が準備されてて、これが自分の子宮の画像かあと複雑かつしみじみしながら笑 画像を見ました。
先生の話を聞きましたが、ここでちょっとショックな出来事が・・・子宮エコーでは指摘されたことがなかったけど、筋腫は2つではありませんでした汗 何個と言えないくらいたくさんあったようで・・・さらに大きい筋腫は背骨の方を圧迫してたそうで、このまま治療しないと腰痛になったり、膀胱を圧迫したりして頻尿になったり支障が出るとのこと。
こういった話を聞いてるだけでも、自分はもう手術を免れなかったなあと思います。筋腫もたくさんあるということで、どちらにしても筋腫のみを取る手術というのはできなかったんじゃないかなあとも思うし。筋腫のみ取っても過多月経が治らなかったり、筋腫が再発したりする人がいるという話もちょっと分かる気がしました。
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